こんにちは、世田谷区梅丘の整体タナゴコロのブログです。
症例no,4
□ご相談内容
Fさん30代女性。3日前から後、左、右に首が動かしずらい。原因など自覚なし。
今のような症状が現れる前からも兎に角、肩と首が疲れて仕方ない。猫背も以前よりひどい気がする。
違和感が痛みに変わったら毎度クイックマッサージに駆け込んでいたが、そろそろ本
当に治したい、というか治るの?から始まりました。
◇問診
最初の姿勢分析で頭が肩の位置よりハッキリ前に出ている。これは本人も自覚していてマッサージのお店でも散々指摘されているとのこと。
マッサージのお店では、首をガシガシとマッサージされて、丸くなった背中に獣神サンダーライガーのロメロスペシャルを座った状態で行うようなストレッチを受けていたといいます。
とてもアクロバティックです。「そのお店は新日、全日のどちらですか?」という話をしながら、
真剣にカラダのお話。
起伏のある場所を単純に押し込むような力技には、カラダは真向に反発します。
押し込んだり、引っ張ってすぐ元に戻る姿勢なら、カラダは自己修復で整えています。
その範疇を超えているので慢性化しているのです。
◎整体
頭が肩より前に出ていると、首も肩も頭を支えようと必要以上に筋肉を強張らせます。
強張れば首も動かしずらい。まずこの状態を変えることに焦点にスタート
両手の捻れと肩甲骨の位置を調整。腕と肩甲骨が前方へ移動していると、首は肩の延長にあるので準ずるように前へ、必然的に頭も前へ出ます。
斜角筋の緊張解除。緊張が高まると側を通過する腕神経叢が阻害され肩こり、首の疲れが顕著に現れます。
後頭部筋群の緊張解除。姿勢が変わっているということは視点位置も変わります。
後頭部の筋群は視点位置の調整にも働きます。頭の位置が前へ移動しているなら然り。
実は、この時点では直接的に首を触れていないのですが、Fさんの首は左右の動きは後ろまで見える範囲にまで回復。後ろの動きだけまだつかえがある。
Fさんは今まで首や背中と、自覚がある場所だけのマッサージを受けていたそうなので、こういったアプローチで変化が出たことに驚いていました。
続いて、上部胸椎。首の付け根の骨が後ろに飛び出している。
本来、首を後ろに動かす時にこの骨は前へ動くようにしなる場所です。アクティベーターを使用して調整します。
首の動きは40%→100%まで回復。
残り時間は全身のほぐしを中心に、筋肉のバランスを整えてゆきました。
二回目の来院時には前回の首の調子良好、初回の動きにくさは殆どなし、症状予防の内容へ移行しました。
■総括
丸いものを押し込む、硬いところを柔らかくするというアプローチの前に「なぜこの状況が続く(慢性化した)のか」を考えて手技を選ぶ。
押し込んで整う猫背なら自力で改善されている。整う状態にカラダを導けば自ずと改善する。
そして、当院ではロメロスペシャルは使用しません。
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