こんにちは、世田谷区梅丘の整体タナゴコロのブログです。
冬は腰痛が多発しやすい時期です。「腰痛になったら兎に角横になって安静」ということを聞きますが、
実は安静にすることがデメリットになる場合もあります。
まず腰痛のお客様が来院された時に整体師(手の技術を使う職人達)は「クライアント様の腰が現在どの段階にあるか」を見極めること、
二つ目に「クライアント様を腰痛という漠然とした症状に対する不安を早急に開放する手段を持ち得るか」が重要であり、
その上でクライアント様へ行う手技、(テクニック)の優先順位は三の次だと私は考えています。
「腰痛は怒りである」「腰痛は終わる」の著書で有名なTMSジャパン長谷川淳史が「腰痛患者の為のゴールデンルール」というものがあります、
お客様だけではなく、特に現役整体師にも一読の価値がある内容です。
「腰痛患者の為ためのゴールデンルール」 より一部抜粋
◎腰痛を恐れてはいけない。ほとんどの腰痛は危険ではない
◎腰が弱いと思い込まないこと。腰椎(腰の骨のこと)は身体の中でもっとも頑丈な部分。ひとつの腰椎は、上下の椎間板と上下左右の椎間関節で連結されている。さらに強力な靭帯と数多くの筋肉によって強化されている
◎人間の腰は動かすよようにできているので、日常生活に戻るのが早ければ早いほど症状の回復も早くなる
◎腰痛にまつわる恐ろしいうわさ話に耳を傾けてはいけない。それらは何ひとつ根拠がない
◎不安やストレスは、腰痛を悪化させたり、慢性化させたりするのでリラックス法を学ぶ
◎楽観的にプラス思考であることが重要、腰にあなたの人生を左右させてはならない
まさに腰痛の渦中であるお客様からすると「それは、わかるけど・・・」という内容かもしれません、
だからこそ療整体師がこの内容を理論的かつ、技術的にわかりやすくお客様へ伝え、
技術面において腰が少しでも通常通りに動かせるように近づけることが重要なのだと思います。
特に「不安やストレスは、腰痛を悪化させたり、慢性化させたりするので・・・・」これは非常に多くみられることであり、
これはメンタル面から影響が大きく関わることを意味します。
人間は実態のつかめない不安に対してストレスを抱き、
ストレスを感じる時間が長期化するとともにストレスの大きさは最初のものより大きくなる傾向があるのです。
整体師ができるのは研ぎ澄まされた矯正技術だけではなく、
お客様の身体の状態を伝え不安からいち早く開放することも技術のうちではないでしょうか。
腰を強固な構造にするのも、脆い構造にするものお客様の心持ちであり、
それを導く整体師の考えひとつです。腰痛の増える冬の時期、
腰痛への考え方を改めてみるのはいかがでしょう。
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