こんにちは。
身体がワカルと
明日がカワル。
整体タナゴコロの
小原太郎です。
毎日ブログ生活 179日目の記事です。
やはり、ここまで
記録が塗り替えられると、
人の技術か、
道具の技術か、
曖昧になるからでしょう。
厚底のピンクシューズ、
ナイキの靴で
話題になった
「 ナイキ ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」
国際陸連が禁止の
動きがあるようです。
記録を劇的に塗り替えたこと、
普及が著しかったことが原因なのか。
別の競技ですが、
水泳の「サメ肌スーツ」の
禁止を思い出しました。
道具の技術が
記録を作る上で
大きく関与したとなると
連盟としては
禁止を考えざるを
得ないのか。
私の予想では。
靴を制作した
NIKEは、ここまでを
想定して、
ピンクで印象に
残るシューズを
配ったのだと思います。
禁止されたり、
手に入らないとなると。
欲しくなる、
見たくなるのが
人の常。
よく考えた
売り方です。
この
ナイキ ズームX
ヴェイパーフライ
ネクスト%
(以下、ズームX)の特色、
であり、記録を
塗り替える
製品のキモは
シューズの靴底全面に
カーボンファイバー
プレートが、
敷かれていること。
つまり、地面に足裏が
接触した際に弾力を
もらたし、
地面を蹴り出す
力を後押しすることです。
私はズームXが話題に
なった際に気になったこと
がひとつあります、
それは
このカーボンファイバーの
弾力がカラダの
与える影響です。
弾力(力)が
あるということは、
その力を
関節や骨、もちろん
筋肉も上半身へ
伝えようとします。
心配なのは良いコンディションで
ない時に、プレートの弾力が
競技者の身体に必要以上の
負荷をかけてしまわないか。
最初は記録も伸びるし
楽に走れるということで
練習も、試合にも
よく使われると
思いますが、
カーボンファイバー
プレートの弾力に
対応しきれず、
股関節、膝関節や足関節
への痛みや違和を
感じる人は
いるのではないかと。
これだけ記録が
変わるということは
道具の影響力が
強いという見方が自然でしょう。
アスリートも常に
練習時も含めて
常にコンディションが
良いわけではないので
使いすぎにより
足の骨が歪んだ状態で
プレートの弾力を受けた時
弾力がそのまま
負荷として足関節、
膝関節、股関節に
加わるとしたら
膝関節・股関節への
痛みや違和感の
引き金にならないか
心配です。
今のところ怪我などの
トラブルは起きたりは
していませんが、
このカーボンファイバー
プレートがまかり通るなら
他社もそのプレートを
超える素材を作った
シューズを開発する
競争原理が働きます。
これが蔓延したら
どこまで人間の力で
記録を出したかが
わからなくなりそう。
国際陸連はまだ禁止を
決定したわけではないですが、
選手達は動揺しますよね、
もちろん、
裸足で走るわけには
行かないので、
人間のカラダで生み出した
記録に、道具はどこまで
介入すべきなのか、
それだけ今回の
シューズの影響力は
記録にも宣伝にも
大きかったのというのは
間違いないでしょう。