お客さんのUさんが
先日来てくださった。
もう5年近く
お付き合いさせていただいている。
その日、体のことで会話が弾み
「どんな本がオススメですか」と
言うことで、
お店で所蔵している3冊お貸しました。
その時に「バサリ」と本の隙間から
落ちたコピー用紙を束。
20年前に僕が作った資料だった。
その資料は経絡(ツボ)が
書いている資料に対して、
色分けしたマーカーで
「肩こり・腰痛」の文字。
触れる場所が
「肩こりに効く・
腰痛に効く」などを
説明したものでした。
それでは、
毎日更新800日目。
本日のブログをスタートします!
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小田急線 梅ヶ丘商店街
整体タナゴコロの小原太郎は、
療術歴20年以上。
2万人以上の臨床実績を重ね、
東洋医学・西洋医学を融合した、
総合手技療法で
あなたの実現したい夢や目標が
達成できる条件を、身体の
コンディションから整えます。
その1
20年前の資料。
そう、思い出した資料を
作った20年前の新入社員の頃。
「学校で習ったことは忘れて」と
当時の院長に言われて、
マニュアル通りに押す順番を
教えてもらったが
「肩が辛い」「腰が辛い」
というお客様に、なぜその場所を
押すと良くなるか?を
伝えられずに悩んでいた。
その理由を求めていたから
この資料を自分で
作ったのです。
先輩に聞いても
「解剖学を勉強しろ」の一点張り。
その通りに勉強しても
解剖学は広く、
どの方向性から
勉強するべきかに更に悩み
手探りしながらだった。

結局社内で異動するまでの
3年半触れることの理由や
矯正方法や治療方法を
教えてもらう事は1度もなかった。
後に当時の院長も治す方法を
知らなかったという
オチがあったのだが・・・(笑)
その2
何故の答えを求めて。
20年前の資料を見て
思い出したのが
「何故?」の答えを
求めていた時のこと。
今でも何故はあるけど
解決の糸口も手段も
知っているけど。
当時はそうではなかった
ということ。
でも、時間が経つと
そんな頃のことも忘れて
しまうことがある。
佐藤くんや、山本さんから
「院長どうしてですか?」と
言われた時に
「だって当然じゃない?」
という言い方を
していたかもしれないと
反省している。
その3
答えを求め続けることは
「何故、ここを触れるのか?」
「どうして触れる必要があるのか?」という
問いの答えを求め続けることは、
技術者の精度を高める。
身体に触れることは
「伝え・伝わる」ことでもある。
技術者が
「お客様の身体をこういう方向で
変えていこう、なぜならば・・・」と
明確になっていれば
身体もそれに応える。

それをお客様が
理解し、納得して、安心して
受け入れてくれると、
身体は更に応え、
変わろうとする。
(自然治癒力も高まる)
その3
意識が変える
僕は施術者の
技術精度は”意識”が
変えるものだと思っている。
先に説明した
「こういうふうに」
「ああいうふうに」という
意識の結果が指先に
反映されるからだ。
整体タナゴコロの理念は
身体を通して
人生が変わる”キッカケ”を
与え続けること。
その意識を共有することで
お客様と一緒に身体を
変えることができる。
見えないエネルギーのようなもの。
だからこそ「何故?」
「どうして?」という
疑問は正しい。
答えは理論やメソッド、
切り口次第で沢山あるが、
疑問がなければ答えには
向かわない。
僕は最初から
できたわけじゃあない。
身体観と出会うのに6年かかった。
何度も挫折した、
孤立したこともある、
センスがないと罵倒された
こともある。
でも続けて続けて
見えたものがある。
器用ではなかった。
近道でもなかった。

僕は言葉足らずで、
的を得た答えではない時も
あると思うけどそれでも
「どうして?」を
これからも大切に
していてくださいね。
そういえば、
資料の端に書かれた
20年前の僕の字を見て
「昔の方が字が綺麗ですね!」と
スタッフ言われた。
ハートにグサッと
刺さりましたね(笑)
この資料を見る度に思い出す
エピソードが
また一つ増えましたとさ。
身体をを通して可能性がワカルと、
あなたの未来がカワル。
整体タナゴコロは“これから成功するあなた“の
フィジカル(身体)プロデューサーです。
最後までご拝読
ありがとうございます。
整体タナゴコロ 小原太郎