ブログ

Blog

【内臓マニュピレーション】大腸と大網のお話し 其の1

こんにちは

整体タナゴコロ代表の

小原太郎です

 

 

あなたのお腹に収まっている

内臓の話し

昨年から始まった

内臓マニュピレーションのセミナーも

ついに一区切り

 

 

内臓セミナーのラストは

大腸と大網。

今日は備忘録的な内容であることを

お許しください

 

 

大腸と大網の不調が筋肉骨格の

不調として現れることがあります

筋肉や骨格の調整を受けているけど

今ひとつ効果が感じられない人は

 

 

大腸と大網の影響を

考えても良いかもしれません

 

 

【 本日の内容は 】

 

整体・マッサージを受けても今ひとつ効果が感じられない人

消化器の不調を自覚している人

下半身の違和感や痛みが続いている人

良い方向へ変わるキッカケを与えます!

 

 

 

 

それでは2023年 6月 16日のブログ

スタートします!

 

 


タナゴコロの日常やお客様に対する想いはコチラのブログにて更新していますこのブログとはまた違ったテイストで記事を更新しています。

 

 

 

小田急線梅ヶ丘駅の

整体タナゴコロは

身体の不調からチャレンジすることを

諦めてしまう人をなくす為に!

身体を通して人生が変わる

キッカケをあなたに与え続けます!

 

 

 消化器官「大腸」 

内臓マニュピレーション

最終回は大腸と大網から始まります

まずは大腸の構造から

お話ししましょう

 

 

大腸は4つの器官から構成されています

上行結腸

横行結腸

下行結腸

S状結腸   この4つです

 

 

 

大腸の長さは約1.5m

これは小学6年生男子の

平均身長に匹敵します。

結構長いのです。

 

 

 

 

食べ物が通る大腸の管の直径はというと

上行結腸で7-8cm

横行結腸で5cm

下行結腸で3-5cm

s状結腸で3-5cm です

 

 

 

 

S状結腸になる程細くなるのは

食べ物を消化吸収して

排泄段階に向かって圧縮させていく

からです

 

 

上行結腸と下行結腸、直腸は

腸間膜を持っておらず、器官の位置を

安定させる為に腹壁や骨盤腔を利用しています

(上行結腸と下行結腸は腹腔外になる)

 

 

横行結腸とS状結腸は

その逆で腸間膜に覆われていますが

腹壁には固定されていません

 

 

 大腸の役割 

 

大腸の役割は主に、

水分やミネラルを吸収し、

便を作る働きをしています

 

 

 

ちなみに口に入ったものが

食物が大腸に運ばれてくるのは、

食事をしてから4〜5時間後です

 

 

口→食道→胃腸→小腸(十二指腸・回腸・空腸)から

移動してきた内容物の水分は

大腸で吸収され、粥上(じゅくじょう)から

固形になります

 

 

小腸の内容物は小腸の終末部に

位置する回腸から、

大腸へとバトンタッチするように

送られます

 

 

そして、回腸と大腸の接合部には

括約筋でできた回盲弁があります

 

 

蠕動運動の波が達すると回盲弁が開き、

内容物が少しずつ大腸に移動します

 

 

 

 重要な役割”排便” 

 

食べ物が口に入ってから

便になって排泄(はいせつ)されるまでの

時間は通常24〜72時間です

 

 

結腸(上行・横行・下行の結腸)で水分を

吸収されて固形になった便は、

結腸の最後に位置するS状結腸で

しばらく待機することになります

 

 

ここから排便のために刺激が必要になります

刺激とは「食事、便量の増加」などです

体内に食物が追加されることが排泄の合図に

なるということですね(特に食事は大きな刺激です)

 

 

 

 便秘。そこから起こりうるリスク 

誰しも経験したことがある便秘

今はいいかもしれないけど

これからも続くなら

早めの対処を考えましょう

 

 

便秘による腸捻転と

腸閉塞のリスクについて

お話しします

 

 

捻転を起こす最も

一般的な原因は便秘です。

 

 

 

腸間膜というものがあります

高齢者ではこの腸間膜が

弛緩してしまっていることが多いため

 

 

そこに便秘が重なると、便の存在する部位に

重力が働き、捻転を起こして腸閉塞になります

 

 

筋肉骨格に起きる影響

 

今最後に大腸の筋骨格に

与える影響をお話ししましょう

 

 

大腸上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)の

癒着は下部腰椎と仙腸関節の運動障害を

起こす可能性があります

 

 

慢性的な腰の痛み。

仙腸関節の運動障害から

仙骨神経叢への神経阻害・絞扼

坐骨神経痛などが考えられます

 

 

 

 

(大腸の手術の後など

癒着が起きやすくなっている)

 

 

 

今回は大腸まで

次回は大網について記事を

更新します

 

 

 本日のポイント 

【 本日のポイント 】

 

大腸上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)

大腸の役割は水分とミネラルの吸収、そして排便まで

便秘は腸捻転・腸閉塞のリスク

大腸の癒着は仙腸関節(仙骨神経叢への影響)の運動障害のリスク

 

 

 

 

最後まで

ご拝読ありがとうございます

 

 

整体タナゴコロ

小原太郎

 

戻る

アクセス

〒154-0022 世田谷区梅ヶ丘1-16-7 フラット1167・1F
03-6873-9381
10:00~20:30(受付19:30迄)
店休日:毎週水曜日

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。