こんにちは
整体タナゴコロ代表の
小原太郎です
今回は大腸と大網という
内臓器官をテーマにお話しします
なぜ大腸と大網なのか?
大腸と大網の不調が
肩こり腰痛といった
筋肉骨格の慢性症状の原因になるからです
筋肉や骨格の調整を受けているけど
今ひとつ効果が感じられない人は
この内容を読んでみましょう
整体タナゴコロは
身体を通して人生が変わる
キッカケをあなたに与えます!
消化器官「大腸」 の構造
内臓マニュピレーション
最終回は大腸と大網から始まります
まずは大腸の構造から
お話ししましょう
大腸は4つの器官から構成されています
・上行結腸
・横行結腸
・下行結腸
・S状結腸 この4つです
大腸の長さは約1.5m
これは小学6年生男子の
平均身長に匹敵します。
結構長いのです。
食べ物が通る大腸の管の直径は
上行結腸で7-8cm
横行結腸で5cm
下行結腸で3-5cm
s状結腸で3-5cm
S状結腸になる程細くなるのは
食べ物を消化吸収して
排泄段階(肛門)に向かって
圧縮させていくからです
上行結腸と下行結腸、直腸は
腸間膜を持っておらず、器官の位置を
安定させる為に腹壁や骨盤腔を利用しています
(上行結腸と下行結腸は腹腔外になる)
横行結腸とS状結腸は
その逆で腸間膜に覆われていますが
腹壁には固定されていません
大腸の役割 は?
大腸の大きな役割は、
水分やミネラルを吸収し、
便を作る働きをしています
ちなみに口に入ったものが
大腸に運ばれるのは
食事をしてから4〜5時間後です
口→食道→胃腸→小腸(十二指腸・回腸・空腸)から
移動してきた内容物の水分は
大腸で吸収され、粥上(じゅくじょう)という
ドロドロの状態から圧縮されて固形に近づいていきます
小腸の内容物は小腸の終末部に
位置する回腸から、
大腸へとバトンタッチするように移動します
そして、回腸と大腸の接合部には
括約筋でできた回盲弁があります
蠕動運動の波が条件に達すると
回盲弁が開き、内容物が少しずつ
大腸に移動します
重要な役割”排便”
食べ物が口に入ってから
便になって排泄(はいせつ)されるまでの
時間は通常24〜72時間です
結腸(上行・横行・下行の結腸)で水分を
吸収されて固形になった内容物(大便)は、
結腸の最後に位置するS状結腸で
しばらく待機することになります
ここから排便のために刺激が必要になります
刺激とは「食事、便量の増加」などです
体内に食物が追加されることが排泄の合図に
なっているのです(特に食事は大きな刺激です)
便秘。そこから起こりうるリスク
女性に多い便秘という症状。
長く続いているなら続いているなら
この記事をよく読んでください
便秘による腸捻転と
腸閉塞のリスクについて
捻転を起こす最も一般的な原因は便秘です。
腸間膜というものがあります
高齢者ではこの腸間膜が
弛緩してしまっていることが多いため
そこに便秘が重なると、便の存在する部位に
重力が働き、捻転を起こして腸閉塞になります
筋肉骨格に起きる影響
最後に大腸が筋肉や骨格に
与える影響をお話しします
下記に挙げる症状に該当していたら
もしかしたら大腸の影響を
考えてもいいかもしれません
大腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸)の
癒着は下部腰椎と仙腸関節の運動障害を
起こす可能性があります
慢性的な腰の痛み。
仙腸関節の運動障害から
仙骨神経叢への神経阻害・絞扼
坐骨神経痛などが考えられます
(大腸の手術の後など癒着が起きやすくなっている)
大腸のポイントをおさらい
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当院には内臓マニュピレーションという
大腸の不調を改善する技術があります
あなたの慢性症状を内臓から整えて
改善に導く
あなたの体を通して人生が変わる
きっかけを与えるのは
整体タナゴコロだけです
まずはご相談ください