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【内臓】十二指腸の機能障害が、肩こりや腰痛などの筋肉骨格に与える影響

こんにちは

整体タナゴコロ代表の

小原太郎です

 

 

毎月定例の内臓マニュピレーションの

セミナーに参加してきました。

 

 

内臓の不調が肩や腰、

背中の痛みの原因になり得る

そういうことがあります

 

 

【 本日の内容は 】

腰に痛みがある人

整体やマッサージを受けても痛みが1ミリも変わらない人

消化器の不調を自覚している人

良い方向へ変わるキッカケを与えます!

 

 

 

それでは2023年 4月 2日のブログ

スタートします!

 

 

このブログは整体タナゴコロがどんな知識や身体観でお客様の身体をお預かりしているのかを身体の不調で悩んでいる方に向けて語るブログです、沢山の専門用語を使っていますことご理解頂いて読んでいただけると幸いです!

 


タナゴコロの日常やお客様に対する想いはコチラのブログにて更新していますこのブログとはまた違ったテイストで記事を更新していますので、併せて読んでもらえると小原太郎のモチベーションになります!

 

 

 

小田急線梅ヶ丘駅の

整体タナゴコロは

身体の不調からチャレンジすることを

諦めてしまう人をなくす為に!

身体を通して人生が変わる

キッカケをあなたに与え続けます!

 

 

□ 十二指腸を考える □

 

 

内臓マニュピレーションの

セミナーに参加しました。

 

 

今回のテーマは十二指腸です。

 

 

小腸の一部でもある十二指腸の機能と

背中や腰といった筋肉骨格症状の

関係についてお話ししましょう。

 

 

十二指腸は胃腸の出口

である幽門から先に続く消化器の管です

 

 

十二指腸・空腸・回腸と

続く小腸の最初の部位にあたります

 

 

 

□ 十二指腸は小腸の一部 □

 

ちなみに小腸は全長約6メートル超える

筋肉の管です

なんと消化管の約80%をこの小腸が

占めているのですよ・・・

 

 

 

 

ちなみに小腸の働きの大部分は

入ってきた食べ物に消化酵素を

分泌して分解し、栄養分を小腸内壁から吸収すること

 

 

そして、大腸に消化物を送ることです

 

 

 

さて十二指腸に話を戻します

 

 

十二指腸の場所は

骨格から位置を特定すると

胸椎12番ー腰椎4番の

右胸郭下部に位置します

 

 

 

十二指腸の長さは約25cm

(小学生が使う定規の長さくらいです)

管の直径約5センチ

 

十二指腸の後にある空腸、回腸では

腸の太さはしだいに細くなり、

終わりの部分では直径3センチくらいになります

 

 

十二指腸の中では

どんなことが起きているかというと

 

 

胃で消化され

かゆ状になった食物は少しずつ

十二指腸に送り込まれ

 

 

管と膵管から胆汁と膵液が

いっしょに流れ込み、

十二指腸内での消化を助けているのです

 

□ 十二指腸内で分泌されるホルモン □

 

十二指腸内では分泌されるホルモンがあります

セクレチン

コレシストキニン

胃抑制ペプチド  この三つです

 

 

セクレチン

胃液で酸性になった食べ物が入ってくると十二指腸の粘膜から分泌される

●作用

アルカリ性の膵液の分泌を促進

胃液の分泌を抑える

 

 

 

 

 

コレシストキニン

脂質の多いものが入ってくると十二指腸の粘膜から分泌される

●作用

胆汁力膵液の分泌在促進

 

 

 

胃抑制ペプチド

ブドウ糖や脂質が刺激となって十二指腸の粘膜から分泌

●作用

胃液の分泌を抑制

 

 

十二指腸内の環境を整えてくれる大切な

ホルモンです。

 

 

ただ消化吸収するだけの場所ではありません。

ホルモン分泌によって、いつでも

分解吸収ができるような環境があるということが

実はスゴいことなんです

 

 

□ 十二指腸の血流と神経支配は □

 

十二指腸にも当然血管が張り巡らされています

動脈は腹腔動脈、上腸間膜動脈

静脈は上腸間膜静脈、門脈です

 

 

支配神経は自律神経

交感神経は胸椎8番、9番

大内臓神経(腹腔神経叢、上腸間膜動脈神経叢)

副交感神経は迷走神経です

 

 

内臓の多くは胸椎から枝分かれする

神経が支配していることが多いです

これは胸椎に関わる関節や筋肉などの構造への

施術が内臓にも効果があるとも考察できます

 

 

□ 十二指腸の不調が筋肉骨格に与える症状と影響と □

 

さて、本題である十二指腸が筋肉骨格に与える

症状とその影響です

 

 

症状は想像できると思いますが

腹痛、右胸郭下部の痛み、膨満感

(これは消化器だから想像がつきますね)

 

 

また胃の障害がある場合

十二指腸にも障害がある可能性が高いです

これは内臓の位置が隣接しているからでしょう

 

 

筋肉骨格への症状は

胸腰移行部の運動障害。

胸腰椎部の伸展制限が現れます

身体を逸らすことが極端にできなくなります

 

 

 

 

また、セミナー講師の先生に

お聞きした

十二指腸疾患の患者さんが

訴えた筋肉骨格の不調のケースが

興味深い内容でした

 

 

胸腰移行部から仙骨までのエリアに

明らかな放散痛が起きている状態

これも筋肉骨格へ現れる症状なのです

 

 

担当した先生は

問診の段階ですぐさまに医療機関への

受診を勧め、

 

 

結果的に患者さんは

病院で薬を処方され(消化器官に

薬効があるもの)で劇的に改善したそうです

 

 

僕の経験からも

内臓が関与する痛みは手技療法を使っても

大きな変化が見られないので(100%ある痛みが

90%になる程度、そしてすぐ100%に戻る印象)

 

 

問診でお客様のお話を深掘りすること

検査や施術の反応を、確認することが

とても大切であるとわかります

 

消化器官というと「胃腸」という

イメージがとても大きいと

思いますが

 

 

実際に消化分解し・栄養の吸収に

働いているのは胃腸から先

十二指腸(小腸)のエリアからです

 

 

前回に引き続き

消化器官の話しが続き

その重要性を再認識させてもらいました

 

今年の僕のテーマは

消化器官(腸内環境)を正常にし環境を維持する

ことに決まりました。

 

 

その為のサプリや

食品についてまた改めて

ブログ記事します

 

【 本日のポイントは 】

 

消化分解・栄養吸収は主は、胃腸から先の十二指腸から始まる

内臓が原因の症状は筋肉骨格の施術効果も少なく戻りやすい

胸腰部の伸展制限(反る運動)、胸腰部から仙骨までの痛みが現れることも

 

 

 

 

最後まで

ご拝読ありがとうございます

 

 

整体タナゴコロ

小原太郎

 

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