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【原因不明の痛みに】関連痛について知っておきたい3つのこと

こんにちは

整体タナゴコロ代表の

小原太郎です

 

 

関連痛という言葉を聞いたことはありますか?

本来、その場所に痛みの原因はないのに

発生する痛みのことです

 

 

肩を叩いても

腰を揉んでも変わらない痛み

ありますよね。

 

 

その理由について書きました

 

 

【 本日の内容は 】

 

叩いても揉んでも消えない原因不明の痛みに悩む人

内臓疾患を持っている自覚がある人

良い方向へ変わるキッカケを与えます!

 

 

 

 

それでは2023年 5月 2日のブログ

スタートします!

 

 

このブログは整体タナゴコロがどんな知識や身体観でお客様の身体をお預かりしているのかを身体の不調で悩んでいる方に向けて語るブログです、沢山の専門用語を使っていますことご理解頂いて読んでいただけると幸いです!

 


タナゴコロの日常やお客様に対する想いはコチラのブログにて更新していますこのブログとはまた違ったテイストで記事を更新していますので、併せて読んでもらえると小原太郎のモチベーションになります!

 

 

 

小田急線梅ヶ丘駅の

整体タナゴコロは

身体の不調からチャレンジすることを

諦めてしまう人をなくす為に!

身体を通して人生が変わる

キッカケをあなたに与え続けます!

 

 

□ 1.関連痛とは?□

 

痛みの原因部位の近くや、

離れたところに感じる、

ピンポイントの痛みや、ジワジワした放散痛を

関連痛といいます。

 

 

例として

膵臓の疾患がある場合は

膵臓が位置する左側の

胸椎9番ー胸椎11番のに好発する

 

 

【膵臓】内臓マニュピレーションから見えた膵臓と筋肉骨格の症状

 

心筋梗塞など心臓の疾患は

心臓の位置である左側に(左腕や左肩の痛み)に

起きやすい傾向があります

 

 

なぜ関連痛が起こるのか、

そのメカニズムには

医学が発展してきた令和の現代でも

不明な多いのが現状なのです

 

 

□ 2.原因と痛みの仕組み□

 

 

原因の一つして考えられている説が

収束投射説」です。

 

 

内臓からの痛みを伝える

神経線維は、

 

 

感覚を伝える求心性

(身体の末端から中枢・中心へ向けて

感覚刺激が伝わることです)なので

 

 

 

脊髄の後角に神経繊維が

入ります

 

赤い線「後根」感覚神経を伝達し

青い線の「前根」運動神経を伝達している

 

 

脊髄後角には皮膚をはじめ

体性感覚(五感と温度覚などの皮膚感覚と

筋 肉や関節に受容器のある深部感覚)を

伝えるニューロンが多く入っています。

 

 

通常は内臓よりも

皮膚からの刺激を情報として

多く受け取っているので

 

 

内臓からの刺激を

脳が勘違いして皮膚からの

痛みと誤認識してしまうことで、

関連痛が発生していると考えられています

 

 

 

他にも、内臓器官からの情報が

脊髄に向かうと同時に、軸索反射(刺激情報が

軸索の反射よって末梢に向かい

反応を引き起こすこと)が起こり

 

 

末梢から神経伝達物質が放出され、

これが神経を興奮させることで

 

 

関連痛という放散痛や

離れた場所の痛みを発生させるという説も

考えられています。

 

 

□ 3.”強押しがNG”な場合もある□

 

 

当院の”お客様のカルテ”に

”既往歴”という項目があります。

 

 

怪我や病気の経験を

書く項目なのですが、

その内容が施術のヒントになるのです。

 

 

「内臓と肩こりって関係するの?」と

思う人の方が多いですが、

 

 

本日の記事内容で記述したように

実際には、かなり関係は深く

影響は大きいのです。

 

 

 

当院でも心臓疾患(心臓の弁の先天的症状で、

既に手術済みで経過良好)のある方は、

 

 

例に挙げたように必ず左背部の

違和感を訴えます。

ですので筋肉ではなく

皮膚や関連の神経叢に対して

施術方針を修正しました。

 

 

例えば、内臓の影響を把握せずに

「痛み違和感があるから強く押す」という考えで

マッサージする人もいます

 

 

一向に痛みが消えないところを

強く押され続けるので

心臓には負担がかかります

そのリスクは避けておきたいですよね

 

 

 

 

内臓疾患では治るもの

先天的なもので投薬などで

緩和しながら付き合っていくものがあります。

 

 

後者においては疾患を把握することで、

当院としては内臓に負担をかけない、

または内臓に対しても負担を軽減する

方法を手技療法で提案することができるので、

 

 

既往歴であり内臓の疾患に

ついてはお客様のカルテ情報や

施術中のコミュニケーションの中でも

肩こりや背部痛、腰痛との関連を

考えながら対応しております。

 

 

マッサージや整体を受けても

全く変化がない肩や腰の症状で、

 

 

過去内臓疾患の診断がある、

またはその傾向がある場合は。

医療機関での受診をすることも選択の一つです。

 

 

 

 

【 本日のポイント 】

 

内臓が筋肉骨格への痛みを発生させることがある

内臓と同じ側の肩や背中への痛み違和感として発生する場合もある

場合によっては医療機関への受診も考える

 

 

 

 

 

最後まで

ご拝読ありがとうございます

 

 

整体タナゴコロ

小原太郎

 

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