こんにちは
整体タナゴコロ代表の
小原太郎です
足を組む姿勢
体に負担がかかることは
わかっているはずなのに
なぜ、姿勢を選んでしまうのでしょう?
今日は
デスクワークの姿勢について
お話しします
【 本日の内容は 】
- デスクワークの姿勢が気になる人
- 足を組む姿勢を続けている人
に良い方向へ変わるキッカケを与えます!
それでは2023年 5月 18日のブログ
スタートします!
小田急線梅ヶ丘駅の
整体タナゴコロは
身体の不調からチャレンジすることを
諦めてしまう人をなくす為に!
身体を通して人生が変わる
キッカケをあなたに与え続けます!
□ なぜ、足を組んでしまうのか…? □
デスクワークをしていて
足を組んだ経験はありませんか?
「足を組むと良くない」
「骨盤が歪む」と言われたこと
ありませんか?
では実際に足を組んだ時に
体はどうなっているのでしょう
ここで姿勢の研究結果を紹介します
研究は
”足を組んで座った姿勢と
足を組まずに座った姿勢とを比べて、
どちらが腰周りの筋肉が疲れやすいか”
研究によると、
足を組まずに座った姿勢よりも、
足を組んで座った姿勢の方が、
足を組んだ側の腰周りの筋肉の
筋活動(筋肉の働き)が低下した。
(右足が下になる組み方をした場合は、
右側の腰の筋肉の筋活動の低下です)
なんと、足を組んだ側の
腰周りの筋肉は負担から解放されて
楽になっているのです
□ 足を組む人は・・・・ □
さらに似た研究の結果も紹介します
足を組んだ側の股関節の梨状筋が
伸長されるという報告もあります。
(右足が下になる組み方をした場合、
右側の股関節の梨状筋が伸ばされる)
[ 梨状筋 ]
梨状筋が適度に伸張されると、
仙腸関節の適合性が高まるので
骨盤は安定します。
骨盤を安定させる為に働く筋肉は
緊張を維持する必要がなくなるので
緊張は和らぎ、働きが低下します。
(主に内腹斜筋や腹横筋などの筋肉です)
足を組むことで
骨盤周り(この場合は右腰周り)の
筋肉は楽になるという結果になったのです
足を組むことが
骨盤を安定させて片側の腰の
疲労を早期に回復させていると聞くと
「姿勢に悪いと言っていたのはウソ!?」
と思いますよね
□ 当然、足を組むことのデメリットは大きい □
ただ、腰が楽になると言っても
それは筋肉だけの話しです
長時間の足組み姿勢は
デメリットばかりです
足組み姿勢で骨盤は安定しても
骨格的には全体のバランスを崩す
ことになります
骨盤は傾いた状態で安定しようとするので
代償動作として背中が後弯して
猫背姿勢になりやすくなります
後弯した背中の筋膜や
背骨を支える靭帯や関節包などの
組織にダメージを発生させて
背部痛や腰痛やの発生の
リスクが生まれます
また骨盤が安定する際に
伸びる梨状筋によって
坐骨神経がストレスを
受け続けるため、
坐骨神経痛を引き起こす
リスクがあります。
□ それでも足を組みたいあなたに… □
足を無意識に組むということは
もともと腰が緊張している
それを解決したいという体の要求が
あるのかもしれない
それだけ、組んだ側の腰周りの筋肉が
疲れているとも考えられます
もし足を組みたいのなら
左右に足を組み替えるようにする
腰を緊張を解除するなら
可能なら、ソファーや布団に
横に寝るなど
重力から解放される
姿勢を短時間でも選んで
腰の緊張を解除しましょう
【 本日のポイント 】
- 足を組むと骨盤が安定して片方の腰はらくになる
- 足を組むことに僅かなメリットがある
- 骨格的に考えると足を組むのはデメリット
最後まで
ご拝読ありがとうございます
整体タナゴコロ
小原太郎